社会への貢献
山田商会のCSRの取組み
健康経営への取り組み
代表者メッセージ
従業員ならびにその家族の健康を保持増進させることは、企業としての社会的責任であり、企業の持続的発展には不可欠なものです。
山田商会グループは「ガス・水道工事を通じて快適な生活環境を提供し、社会に貢献する」という理念に基づき、床暖房や浴室暖房機の設置、浴室・断熱リフォームなどによる温度バリアフリーを推進し、お客さまの健康的な生活を支えてまいりました。こうした事業活動は、従業員の健康があってこそのものです。
当社は、従業員が持てる力を発揮できるよう、一人一人のウェルビーイングを高め、明るく風通しの良い職場風土の醸成に努めてまいります。
代表取締役 山田 豊久
山田商会 健康経営活動方針
1.一人一人が能力や個性を発揮し、心身共に健康に働き続けられる職場環境を作ります |
2.従業員とその家族の健康意識を醸成し、病気予防・健康維持に自ら取り組むための支援をします |
3.ガス機器・断熱リフォーム、床暖取付などの事業を通じてお客さまの健康で快適な暮らしに貢献します。 |
健康経営推進体制
代表取締役が「健康経営責任者」、経営管理本部長が「健康経営推進責任者」となり、健康経営を牽引していくとともに健康経営推進事務局を設置し、健康経営に関する組織体制を整備する。産業医・保健師・協会けんぽ等と連携を取りながら、従業員の健康保持・増進のための課題について協議し、施策を実施します。
健康経営に関する各種取り組み
山田商会では現在、以下の6項目について取り組みを進めています。
① 健康診断に関する取り組み |
② 禁煙への取り組み |
③ KENCO SUPPORT PROGRAM の導入 |
④ 各種相談窓口の設置 |
⑤ 長時間労働対策の実施 |
⑥ その他の取り組み |
1.健康診断に関する取り組み
以下5つの項目に関して検診を行っています。 |
・定期健康診断 |
・雇入れ検診 |
・振動病検診 |
・生活習慣病検診 |
・がん検診 |
各種検診は費用の助成制度も有ります。有所見者へのアフターフォローも行い、社員が健康に毎日を過ごせるよう整備しています。
2.禁煙への取り組み
社員の健康増進のため、禁煙活動にも取り組んでいます。毎月22日を禁煙の日(スワンスワンの日)として社内掲示しています。
また2023年2月より、「禁煙外来の医療費補助制度」を導入しました。所定の条件を満たした希望する社員に対して、上限2万円を自己負担額の補助として支給します。
●禁煙外来とは
12週間を基本として、初回診療・初回治療から2週間後・4週間後・8週間後・12週間後の5回の診察を通し、医師による禁煙に関する指導を受けながら、ニコチンパッチ、ニコチンガム、バレニクリン(飲み薬)といった禁煙補助薬を用いることで禁煙を達成するものです。保険適用で約2万円が相場になっています。
禁煙治療の標準スケジュール
●禁煙キャンペーンの開催
2023年の新たな取り組みとして「禁煙キャンペーン」と銘打ち、禁煙を希望する社員に向けたキャンペーンを実施しました。キックオフセミナーの実施や禁煙ガム、禁煙パッチの購入費用補助を行います。
産業医による禁煙キックオフセミナーでは4名の参加がありました。喫煙でどのような身体への影響があるのか、禁煙方法の具体的な流れはどうなっているのかなどの説明を受けることができ、禁煙までの具体的な道筋を立てることが出来たのではと思います。
3.KENCO SUPPORT PROGRAM の導入
大同生命保険株式会社が提供している「KENCO SUPPORT PROGRAM」を導入しています。
≫大同生命 健康サポートプログラム |
※大同生命による「健康経営」の実践に向けて必要な機能を取りそろえた専用プログラム |
●4つのサイクルで社員の健康をサポート
●健康診断と連動した情報
プログラム内のマイページでは、日々の健康行動がグラフ化されシミュレーションも可能です。また定期的に開催される「ウォーキングキャンペーン」では、ランキングごとでポイントが付与され、そのポイントで健康食品などと交換することが可能です。
また2021年より毎年5月に開催される「さつき・ラン&ウォーク」に参加しています。企業対抗で5月の1ヶ月間の「歩数」「距離」をアプリ上で競うもので、2024年度は下記の通り成績を収めることが出来ました。
●ウォーキングの部● | ●ランニングの部● |
日次平均歩数:7,231歩/日 | 平均距離:96.49km |
ランキング:467位/855団体中(愛知県内9位) | ランキング:225位/855団体中 |
4.各種相談窓口の設置
各種相談窓口や相談室も設置しています。 |
・産業医、保健師による健康相談会 |
・ワークライフバランス相談室の実施(月に1回) |
●森川 真子先生● |
一般精神学、児童精神医学専門 |
●介護相談窓口
仕事と介護の両立支援として、総務部内に介護相談窓口を設置しています。必要に応じて外部の専門機関とも連携し、介護に直面している社員はもちろん将来の備えとして相談できる体制を取っています。
5.長時間労働対策の実施
長時間労働対策として以下の取り組みを進めています。 |
・ノー残業デー、フレックスタイム制度の導入 |
・産業医又はかかりつけ医による長時間労働面談 |
・PC自動電源OFF |
・施工管理職へのタブレット配布 |
・あいちワークライフバランス推進運動への賛同 |
●ノー残業デーの実施
毎週水曜日を「ノー残業デー」とし、定時帰りを推奨しています。各階にノー残業デーの掲示も行い社内ヘの浸透を図っています。
●産業医又はかかりつけ医による長時間労働面談
毎月の時間外労働時間を確認し、以下に該当する社員に対し産業医又は本人のかかりつけ医による面談を実施しています。
・1ヶ月80時間以上 |
・3ヶ月平均60時間以上 |
・所定労働時間に関係なく1ヶ月の休日出勤が4日間以上の社員 |
・その他総務部が医師の面談が必要と判断した社員 |
医師からの意見に基づき、労働時間の短縮や制限など必要な措置を実施します。
●PC自動電源OFF
施工管理職は19時30分、事務職は19時を過ぎるとPCの自動電源OFFを行っています。
●施工管理職、営業職へのタブレット配布
従来は会社へ戻り事務作業や報告を行っていましたが、タブレットの導入により、現場での確認や報告・承認が可能となり、直行直帰を推奨しています。
●あいちワークライフバランス推進運動への賛同
愛知県が主催している「あいちワークライフバランス推進運動」に賛同しています。新型コロナウイルスの流行を境に「新しい生活様式」に対応した働き方が求められるようになりました。いつでも・どこでも・誰もが安心して自分らしく働ける職場の実現を目指す運動です。
6.その他の取り組み
各種検診費用等の補助を行っています。対象は以下の通りです。 |
・インフルエンザ予防接種の費用補助…1,000円 |
・協会けんぽの「生活習慣病予防検診」の費用補助(35歳以上)…全額 |
・がん検診の費用補助(35歳以上)…胃カメラ上限10,000円 |
・乳がん、子宮がん検診の補助(30歳以上)…上限10,000円 |
その他の取り組みとしてストレスチェック制度の実施、GLTD制度の導入、特定保健指導の実施、コロナウイルスワクチン接種など、臨機応変に対応しています。ストレスチェック制度では希望者は産業医や保健師による相談室もしくは健康相談室で面談を受けることも可能です。
●ストレスチェック「VertEye」
●コロナウイルスワクチン職域接種のようす(2021年時)
●歯の健康セミナー 開催
健康経営優良法人2024 中小規模法人部門認定
2022年、2023年に引き続き経済産業省が選出する「健康経営優良法人2024」の中小規模法人部門に認定されました。今後も引き続き社員の健康改善に取り組んでいきます。
【健康経営優良法人認定制度とは】 |
地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。 |
平成29年度 健康取組優良事業所表彰
インフルエンザ予防接種や生活習慣病・がん検診への補助など、健康推進への取組みが認められ、全国健康保険協会愛知支部より「平成29年度健康取組優良事業所銀賞」の表彰を受けました。今後も社員やその家族の健康増進のため、会社としてサポートをおこなっていきます。