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未来デザインプロジェクト 2日目

    

今回は岐阜県 飛騨古川からスタートするFabCafe&山田商会未来デザインプロジェクト。

FabCafe Hidaに集合し、新たな価値を生み出している岐阜県 飛騨のモノづくりとアイデアを学びます。この店舗は古民家をリノベーションしたスペースで独特な雰囲気を漂わせています。

岐阜県 飛騨のバリューチェーン

2日目の主題は飛騨の新たなバリューチェーンを学ぶこと。岐阜県 飛騨市は面積の約94%が森林、そのうちの約70%が広葉樹にもかかわらず、ほとんど活用されていませんでした。そこで飛騨市は地元の広葉樹をもっと活用していくための「広葉樹のまちづくり」の取り組みを始めました。新たな価値を生み出す視点を発見し、自分たちの業界にどう取り込めるのかを考えるために、モノづくりの最前線を見に行きます。

最初の見学場所は森の端オフィスです。外装は周囲の建物になじませるためトタンで造られており、内部の柱や梁などは全て広葉樹で造られています。針葉樹と違い、柱や梁など長い建材にはあまり向かない広葉樹ですが、何枚もの板を組み合わせ1本の柱を構成していたり、断熱材は割り箸の端材で作るなど、様々な工夫が施された芸術作品のような建物です。

    

次の見学場所は製材所。森の端オフィスで使われた木材は道路の向かい側のここで生まれました。広葉樹は木材として活用するには1年以上も乾燥させる必要があり、更に飛騨市内の広葉樹は細い「小径木」が多いため加工しにくいことから「広葉樹のまちづくり」の取り組みが始まる前は小さく切り刻んだ「チップ」に加工し、安価な紙や発電などの燃料として安い価格で市外に出てしまっていたそうです。

  

最後の見学先である加工所では、木材が建材や家具など商品へと変わっていく様子を観察しました。広葉樹の最大の長所は、種類が多く色の多様性に優れ、細さの割に強度が高いこと。これにより造形の幅が広く、唯一無二の美しいデザインを持つ”木が主役”の製品や家具を作ることができると教えて頂きました。

 

見学を終え、FabCafe Hidaに帰ると、前回と同じく付箋で今日の気付きを共有していきます。飛騨の広葉樹と私たちのガス・水道工事。異なるものから気付きとアイデアを結び付け、どう活かせるのか話し合いを行います。その後、メンターからアイデアを創造するとき何から始まってどう形にするのか、コツを教えて頂きました。気付きをメモし形で取っておくこと。どうでもいいようなアイデアでも沢山出すこと。そして、誰かにアイデアを試してもらうこと。

 

3日目はいよいよアイデアのプロトタイプを作って、考えを形にしていきます。